作る時に気をつけなければいけないことや注意点ってあるの??
このような悩みにお答えします。
この記事を書いている私はフリーランスWEBデザイナーであり、かつWEBディレクターとしてフリーランスWEBデザイナーやエンジニアに案件の発注をしています。
結論、ポートフォリオサイトを見てこのWEBデザイナーには発注できないと依頼を諦めることがある為、ポートフォリオサイトを作る時に気を付けるべきポイントはあります。
本記事では、発注者の視点でフリーランスWEBデザイナーのポートフォリオのNG集をまとめました。
最後までお読みいただくことで発注者の視点がわかり、ポートフォリオに書くべき内容や作成時に気をつけることもお分かりいただけると思います。
それでは、紹介していきます。
フリーランスWEBデザイナーのNGポートフォリオ
仕事をお任せすることが難しいなと感じてしまうのは、以下のような特徴があるポートフォリオです。
- 何ができるかがわからない
- スキル感が星の数で書いてある
- ポートフォリオサイト自身にデザイン性がない
- ポートフォリオサイトが崩れている
具体的に見ていきましょう。
何ができるかがわからない
ポートフォリオサイトを上から下まで読んでみて、その人がどんなツールが使えてどのようなデザインができるのかがわからないのは良くありません。
デザインを作成する為に使用しているツールがAdobeXDなのか、Photoshopなのか。
Illustratorも使えるのか、あるいはcanvaやfigmaといったツールで作成しているのかがわからないと、依頼者側は発注することができません。
というのも、依頼をした時にこちらが使用していないツールで納品されてしまうケースがあるからです。
普段どのようなツールを使って制作をしているのかは、必ず書くようにしておきましょう。
ちなみに、よく「想いを形にするWEBデザイナー」と書かれているポートフォリオを見ますが、お客さまの理想を形にすることはデザイナーとしてできなければいけませんし、付加価値をつけて理想を上回る提案もできた方が良いことに間違いありません。
何人かと被ってしまうので、書かないことをお勧めします!
スキル感が星の数で書いてある
よく見かけるのが、使用できるツールのスキル感を星の数で表しているポートフォリオです。
ただ、発注者の視点に立つと、この星のレベルって何を基準に決めたの?ということなんですよね。
星の数で表現されていても、どの程度扱えるのかが全くわかりません。
本人は普通と思って星を3つつけていても、実際にお仕事を依頼してみたら基本的なツールの操作ができなかったなんてこともあります。
自分のスキル感は星の数で表現するのはやめておきましょう。
ポートフォリオサイト自身にデザインの基本が盛り込まれていない
あなたは本当にフリーランスWEBデザイナーですかと確認したくなるような、デザインの基本を無視したようなポートフォリオサイトもごく稀に見かけます。
未経験でこれからWEBデザイナーとしてお仕事をする場合は致し方ないものですが、見やすさに配慮されていない、デザインの基本を抑えられていないポートフォリオサイトがあるのも事実です。
例えば、文字のフォントが大きすぎて読みにくい、書体がバラバラ、色を使いすぎている等が挙げられます。
これだと、発注してもポートフォリオサイトのように見にくいデザインが納品されないかと発注者側も心配になってしまいます。
デザインの4大原則である「近接」、「整列」、「反復」、「対比」の全てを使えるようにポートフォリオを作成する必要はありませんが、配色や見やすさに考慮したデザインとなるように気をつけましょう。
ポートフォリオサイトが崩れている
ポートフォリオサイトの一部が崩れていると、依頼してもこちらで崩れていないか細部までチェックが大変なのではないかと思ってしまいます。
その為、パソコンで見た時の表示はもちろん、スマートフォンや他の端末、複数のブラウザで表示が問題なくされているかは必ずチェックしてから営業に臨みましょう!
最後に
今回は、発注者としてどのようなポートフォリオがNGなのかを紹介しました。
依頼者がこの人に任せたら大丈夫だろうと安心できるポートフォリオだと、ポートフォリオサイトを使って営業した時に返事をもらえる可能性がグッと高まります。
何をどのように書いたら良いかわからないという方は、一度依頼者側の気持ちになってみると作りやすくなるかもしれません。
この記事が、これからフリーランスWEBデザイナーとして活躍される方が発注者から選ばれるポートフォリオ作りに役立つことを祈っています。