本来なら校内で受けていた授業も、ここ最近はオンライン授業でのやり取りになり、疲れる人も多くなってきています。
オンライン授業も校内での授業も座って授業を受けることに変わりはないのですが、なぜ疲れるのでしょうか。
今のうちに身体が疲れる原因を知って対処していかないと、ストレスがどんどん増えて吐き気やめまい、頭痛などが重なり取り返しがつかなくなる危険性も。
しっかり原因を探って対処法を学びましょう!
Contents
オンライン授業で疲れる「目」の原因と対処法
オンライン授業はパソコンで受けるので、「目」が疲れる原因のひとつでもあります。どのような対処法があるのでしょうか。
目が疲れるのは「乾燥」と「ブルーライト」が原因
人はだいたい1分間に30回前後瞬きをするのですが、オンライン授業でパソコンを見ているときは7~8回程度まで減少してしまいます。
減少すると目を保護している涙が蒸発して乾燥していき、目の表面が傷つきやすくなります。また、ピントを合わせようと筋肉を使うため、目が疲れるのです。
目の乾燥を放置すると疲れるだけでなく、異物感や痒みなどの症状が出てさまざまな目の病気になってしまう恐れがありますので注意しましょう。
また、パソコンのブルーライトも目が疲れる原因の一つ。
ブルーライトカットメガネをかけるかブルーライトカットフィルムをパソコンに張り付かる等の対策を行いましょう。
ちなみに、私のおすすめはパソコンに直接貼るブルーライトカットフィルムです。
メガネだと慣れていない場合肩が凝ってしまうのですが、フィルムだとパソコンに貼り付けるだけでブルーライトを軽減してくれるので肩も凝りません。
つけるのとつけないのとで画面の色味もガラッと変わりますが、目を疲れから守るためにもぜひ取り入れてみて下さい。
疲れる目にはセルフケアで解消しよう
目を温める
まぶたに滞った油分が溶け、瞳の乾燥を防ぎ、血流が良くなって疲労物質も流れていきます。
レンジで温めた蒸しタオルを目の上に乗せるのがおすすめです。
ちなみに、私は繰り返し使えるあずきのちからを愛用しています。
目のピント機能を調整する
目から30cmほどの距離と2mほど遠くの距離を交互に見るようにする目の運動をするとピントが調整されます。
ツボを刺激する
「目頭の骨の近くのツボ」「目尻からこめかみに向かう途中のツボ」「眉頭のすぐ下のくぼみのツボ」を刺激すると血流や筋肉の凝りが改善されます。
【出典:公益財団法人 日本眼科学会】
オンライン授業が疲れるのは「耳」にも原因がある!理由や対策とは
オンライン授業が疲れるのは「目」だけではなく「耳」にも原因があるのです。
その理由とはどんなものなのでしょうか。
「耳」が疲れる理由とは何か
オンライン授業でのやり取りを集中させようとして、周りの音を遮断させるためにイヤホンを使って授業を受けている人もいますよね。このイヤホンが疲れる原因にあるのです。
イヤホンを使ってオンライン授業を続けると耳の内部の皮膚が刺激され、外耳炎を発症する危険性も…。また、イヤホンのサイズが合わなかったり、圧迫されたりすることで、耳が痛くなってしまいます。
イヤホンよりもヘッドセットを活用しよう
ヘッドセットは耳に当てて使用するので、耳の内部の刺激や圧迫がなくなり、痛くなりません。
また、人との会話に特化しているので、オンライン授業で聞き取りにくくなることもなくなりますし、相手にも言葉を届けやすくなりますよ。
オンライン授業で疲れる原因がイヤホンなら、今すぐにでもヘッドセットへの変更がオススメです!
疲れる原因「肩こり」
椅子に座って聞く授業も肩はこりますが、オンライン授業になってから肩こりがひどくなったという方もいるでしょう。
オンライン授業は60分〜90分が1回あたりの平均時間。
つい、同じ姿勢でパソコンを見続けているとこってしまいますよね。
そんな肩こりも、パソコンの高さを少し変えるだけで軽減することが出来ます。
少し高めの位置にパソコンを置くと姿勢も悪くなりにくく肩こりも軽減します。
オンライン授業で疲れるのは「孤独」だから
オンライン授業で疲れるのは、外部からの刺激のほかに精神的なことも要因のひとつとしてあげられます。
その対策方法はちょっとしたポイントを抑えるだけですよ!
オンライン授業は人と接することがない
今まで校内で授業を受けてきた人だと先生や友達と直接会話ができていましたが、オンライン授業だとなかなかそうもいきません。
ましてや、新入生の人だと友達作りもできずに「孤独」になってしまいがちです。
学生時代にさまざまな人と関わることで考え方の視野が広がり、自分の成長へとつなげ、社会に出て役立てられます。その手段を遮断されてしまった今だからこそ、何か打つ手を変えていかなければなりませんね。
意識して人と接する手段を見つけよう
直接会って話ができないのなら、SNSを使ってオンラインで会話してみるのも良いでしょう。
SNSだと気の合う仲間が見つけやすくなっていますからね。
オンライン授業で不安になっているのは、あなただけではありません。
「孤独」からくる疲れる原因を振り払うには、ちょっとした一歩が必要になってきます。
まとめ
オンライン授業で疲れる原因には、「目」「耳」「孤独」があると考えられます。
オンライン授業が主流となった今だからこそ、しっかり原因を知って対処していかなければまりませんね。
オンライン授業が続き、家にいる時間が長くなると、生活が不規則になりさらに身体の不調が悪化してしまいます。
バランスの良い食事と睡眠時間を確保して、生活リズムを整えることも重要です。
授業の悩みは、各々の大学で相談できますので、一人で抱え込まないようにしましょう。