特徴や違いを知って、授業にあった形式を取り入れたい!
こちらの記事では、このようなお悩みを解決する記事となっています。
オンライン授業と一言で言っても、全員がリモートで参加するタイプの授業もあれば、教室で受ける人もリモートで受ける人もいるタイプの授業もあります。
それぞれどのような特徴があるのかを整理して、各授業形式のメリットについて解説しています。
オンライン授業の種類
オンライン授業は大きく分けると以下の3つの授業に分けることができます。
- オンデマンド授業
- リモート授業(Live配信授業)
- ハイブリッド授業
それでは、それぞれの授業にどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
オンデマンド型授業
オンデマンド型の授業は、あらかじめ授業を配信しておき、生徒に受講してもらう授業のことです。
リアルタイム配信ではなく、受講生が自分の好きな時に動画を見ながら学習を進めていくタイプの授業です。
授業の動画は専用のサイトでアップロードされているので、生徒は自由な時間で勉強を進めることができます。
予習と復習などを反復して受講することができるのも大きな特徴です。
リアルタイム配信ではないので双方向でのコミュニケーションはとれませんが、質問や課題の提出はメールやチャットツールで行います。
オンデマンド型授業のメリット
オンデマンド授業では、時間に縛られるようなことがなく自由な時間に受講することができることが大きなメリットです。
動画資料や映像は一時停止して見たり巻き戻したりすることもできるので、聞き逃しや見逃しが起こりません。
何度でも視聴できるため、復習もしやすいですね。
ちなみにデメリットはというと、その場ですぐに質問ができるわけではないので、わからないことがあってもすぐに解決ができないという点です。
グループワークのようなリアルタイムでのコミニュケーションがなくても進められるような授業にピッタリです。
リモート授業(Live配信授業)
リモート授業は、Live配信授業、双方向性授業とも言われています。
Web会議システムを使って映像や音声データを送受信しコミュニケーションをとりながら進めていく授業です。
Webカメラとマイクを使って先生が説明し、その説明をリモートで受講生が聞くというスタイルです。
ZoomやSkypeのようなテレビ会議システムを使った遠隔授業で、リアルタイムでコミュニケーションもとることができます。
リモート授業のメリット
リモート授業の最大のメリットは、コミュニケーションがとれることでしょう。
Zoomのようなツールでは、アンケートを実施することもグループワークをすることもできます。
一見オンライン授業というと生徒同士や、先生と生徒でのコミュニケーションが取りにくいように思いますが、リアルタイムのリモート授業ではマイクをオンにすることで会話をすることができます。
リアルタイムでのやりとりができるので、議論や意見などが必要な授業に向いています。
ちなみに、リモート授業のデメリットは、通信環境が悪いと音声が途切れたり画像が止まったりしてしまうことです。
ハイブリッド型授業
最後にご紹介するハイブリッド型授業というのは、教室で受けることもリモートで受けることもできる授業のことです。
対面授業をおこなっている先生と板書をカメラで写し、そのカメラをzoomやteamsを繋いだパソコンに接続し進めていく授業です。
ハイブリッド型授業のメリット
対面で授業を受けたい人は教室で、家から授業を受けたい人は家から受けられるという点がハイブリッド型授業の最大のメリットです。
登校できない時は家から受講できる為、欠席の扱いにならないのが生徒にとってはとても嬉しいポイントですね。
デメリットとしてはリモート型授業と同様に、インターネットの環境が整っていないと途切れてしまうことがある点です。
また、先生にとっては、板書がカメラに写っているか、インターネット接続が途切れてしまっていないか等気にしなければならないことが多いこともデメリットでしょう。
まとめ
オンライン授業の3つの種類について紹介してきました。
授業の内容や受講者数によってどのタイプにするか考えるのも一苦労だと思います。
今後もオンライン授業は続くことを考えると、どのタイプの授業にも適用できるようにしておきたいですね。