今まで対面授業だったのに、急遽オンライン授業が開催されることになった学校は沢山あります。
授業を受ける方の中には、WIFI環境が整っていない人もいるのではないでしょうか?
本記事では、オンライン授業に参加したいけれども家にWIFI環境が整っていない場合の対処法について解説していきます。
Contents
オンライン授業を受ける為にWIFI環境は必要?
そもそも家にWIFI環境が整っていなくてもオンライン授業を受けられないのかというと、全くそういった事はありません。
WIFI環境が整っていなくても、オンライン授業に参加することは可能です。
WIFIとは無線の事を指しますが、授業に参加する為に無線ではないと参加出来ないのかというとそういった事はありません。
有線接続でもオンライン授業に参加することができます。
では、どのような方法だと参加できるのかを紹介していきます。
有線接続で参加する
インターネットに繋げることができる有線ケーブルがあれば、有線接続でも授業に参加することが出来ます。
LANケーブルと呼ばれるケーブルをパソコンを接続して、インターネットができる環境に整えるといった方法です。
実は、LANケーブルを用いた有線での接続は無線と違って外部の影響(電子レンジやIH調理器による電波)を受けないため、切れたりなにかに挟まったりしない限り接続が不安定になることは有りません。
固定回線を契約した時に有線接続ができるLANケーブルを契約先からもらえることがありますが、有線ケーブルがセットとなっていないケースも有るため、ケーブルが家にない場合はLANケーブルを購入する必要があります。
LANケーブルは電化製品店やアマゾンのようなネットショップでも購入できます。
LANケーブルを準備する際に気をつけたいことが、ケーブルの長さとケーブルの挿し口がパソコンについているかどうかです。
最近のノートパソコンだと薄くて刺し口がないケースが多いため、その場合はハブと呼ばれる刺し口が追加できる機器を購入する必要があります。
Macの端末はLANケーブルの刺し口がないので、有線接続をする場合はハブの購入が必要です。
無線が急遽繋がらなくなってしまうことやとぎれとぎれになってしまうことはよくあるので、無線が使えなくなってしまったときの事を考えるとLNAケーブルやハブは購入するようにしましょう。
フリーWIFIが使えるところで授業に参加する
カフェやレストラン等、無料でWIFI接続ができる場所に移動をしてオンライン授業に参加することも出来ます。
この方法だと、家にWIFI環境が整っていなくても無線が使えるので授業への参加も諦めずに済みます。
ただ、1回あたり接続できる時間が決まっている、周りの雑音が入るためミュートを解除できない、時間や場所によっては無線が不安定になるといったデメリットもあります。
カフェやレストランといった場所に導入されている無線は、1回あたり連続して接続できる時間が決まっていることが多いのが特徴です。
30分立つと自動でWIFIの接続が切れてしまうケースが多々あります。
その為、連続してWIFI接続ができる時間が決まっている場合は接続が途切れる度に再度無線が使えるように設定をしなければならないと行った注意点があります。
また、外からオンライン授業に参加する場合は、他の参加者の授業の妨げにならないように音声をミュートにして参加する必要があります。
そもそも授業の参加条件としてミュートにする事が挙げられている場合は問題有りませんが、外部音が入らないようにミュートにしておくことをおすすめします。
その為、発言をしたくてもしにくい、グループワークで発言しにくいといったデメリットがあります。
外で無料で使用できるWIFIは、場所によってはあまり無線の強くない所もあります。
多くの人が同時に同じWIFIを使用している場合は、速度が遅くなったり繋がりにくくなったりします。
外でフリーWIFIを使用することも可能ですが、このようなデメリットもあることを覚えておきましょう。
万が一授業の参加中に不具合が起こってしまった場合は、先生に接続がうまくいかなかったことを授業後に連絡しておくと先生も対応してくれるかもしれません。
モバイルデータ回線を利用する
スマートフォンのモバイルデータ回線を使用してオンライン授業に参加することも可能です。
この方法だと、接続が不安定になるといった不具合は少ないのですが、使用するギガ数が非常に多いことに注意をしなければいけません。
特に、格安スマホを使用している場合だと、月に使用できるギガ数が決まっている場合が多いので、残りどのくらい使えるのかには気をつけておいた方が無難です。
例えばZoomの場合、1時間あたりに使用するデータ量は約400〜450MBです。
大学の場合90分授業で有ることがほとんどなので、1.5倍した約600MBが1回あたりのデータ使用量となります。
2講義受講するだけで、1GB超えてしまいます。
月に使用できるデータ量を超えた場合に低速モードになる契約をしている場合は、数講義モバイルデータ回線を使用して授業を受けた場合すぐに低速モードに切り替わってしまう場合があります。
ちなみに低速モードだとZoomやTeamsには接続出来ても音声がとぎれとぎれになったり何度も退出してしまうため、低速モードでの参加はおすすめしません。
結論:WIFIがない状態で授業に参加するなら有線接続がおすすめ
WIFIが整っていなくても授業に参加する方法はいくつかありますが、最もおすすめなのはLANケーブルを使った有線接続での参加です。
WIFIよりも有線の方が安定している為、家で無線接続ができる場合でも有線接続をした方が接続が不安定になることは避けられます。
有線ケーブルは1000円もしない商品が多いので、接続が不安定になることを避けたい場合はぜひ有線接続での参加も検討してみて下さい。