様々な社会事情の変化によって、最近では大学の授業をオンラインで受けることも珍しくなくなっています。
大人数が一度に受ける授業ならともかく、ゼミなど人数が限られていて発言する機会もある授業では受ける側にも「WEBカメラ」が必要になってきます。
そこで、オンライン授業を受けるのにおすすめのWEBカメラをいくつか紹介しましょう。
オンライン授業で使うWEBカメラを選ぶ際のポイント
WEBカメラを選ぶ際1つ目のポイントは「画質」で、解像度だけじゃなくて「色見」も重要です。
動画配信を行うなら4Kや8Kといったより高画質なものが良いですが、オンライン授業で使うなら「フルHD」で十分です。
WEBカメラの画質で色見が重要なのは、製品によっては映像が全体的に白みがかったようになるものがあるからなんですね。
白みが強いと顔が浮き上がったようになり、画面の向こうの相手には不自然に見えてしまいます。
2つ目は「フレームレート」で、これは1秒間に何枚の画像を使って映像を構成するかを表す数値のことです。
フレームレートが低いと、カクカクした画像になって相手にこちらの状況が伝わりにくくなります。
それほど高フレームレートでなくても良いですが、大体30fpsぐらいであればカクつかずに滑らかな動きの映像が送れますよ。
3つ目は「画角」で、オンライン会議なら画角の広いものが必要ですが、オンライン授業ならそれほど画角が広くなくて大丈夫です。
むしろ画角が広いと部屋の中の余計なものまでカメラに映ってしまう恐れがあるので、70~75度ぐらいの画角のものを選ぶようにしましょう。
オンライン授業におすすめのWEBカメラ
先に紹介したWEBカメラ選びのポイントを抑えたオンライン授業におすすめのWEBカメラは、
・UCAM-C820ABBK(エレコム)
・C922n(ロジクール)
・BSW300MBK(バッファロー)
の3つです。
高性能なWEBカメラは10,000円以上することもありますが、ここで紹介するのは比較的リーズナブルなものばかりです。
それで高性能で使いやすく、オンライン授業を受ける大学生にはピッタリなWEBカメラとなっていますよ。
UCAM-C820ABBK(エレコム)
おすすめのWEBカメラ1つ目は、エレコムの「UCAM-C820ABBK」です。
画質はフルHDで、実際に使用した人によると若干白みがかった感じになるようですが、そこまで不自然にはならないとのことです。
フレームレートは30fpsで、カクつくことなく滑らかな映像を送ることができます。
画角は76度で、同時に2人画面に入ることができるぐらいなので1人で使うには十分で広すぎることもありません。
オートフォーカスで、ピントの合っていないぼやけた顔を画面の向こうの相手に見せずに済みます。
三脚対応でマイクも内蔵、これだけの機能が揃っていて価格は3,000円台と非常にリーズナブルなのも嬉しいですね。
C922n(ロジクール)
2つ目はロジクールの「C922n」です。
画質は1080pのフルHDと720pのHDが選択できるようになっていて、フルHDだとフレームレートは30fps、HDだと60fpsとなります。
オンライン授業では60fpsの超高速フレームレートは不要ですが、動画配信でゲーム実況なんかをする際には必要だったりしますね。
画角は78度とちょっと広めですが、1人で使うのに広すぎるということはありません。
光補正機能が搭載されているので、周囲の明るさに合わせて自動で補正がかかり、画面が明るすぎたり暗すぎたりすることがないんです。
それからロジクールのWEBカメラは設定不要でパソコンに繋ぐだけなので、誰でも簡単にZoomやmeetが使えます。
価格は8,000円前後とちょっと高めですが、価格以上の機能が搭載されています。
BSW300MBK(バッファロー)
3つ目は、WiFiルーターでもお馴染みバッファローの「BSW300MBK」です。
画質はフルHDで、フレームレートは30fpsとオンライン授業で使うのに問題ありません。
画角は81度と広めで、1人で使う場合には余計なものが映らないように背景には気を配った方が良いかもしれないですね。
三脚には対応していないものの、ノートパソコンの画面に付けることもできますし、液晶ディスプレイに付けることも可能です。
さらに机の上など平面に直置きもできるので、どういった環境にも対応できるWEBカメラとなっています。
またWEBカメラとパソコンをUSBケーブルで繋ぐだけでOK、ドライバインストールは不要で簡単に使い始められるのも高ポイントですね。
価格は3,000円前後と非常にリーズナブルで、大学生には使いやすいWEBカメラとなっていますよ。
まとめ
これからはオンラインで授業を受けることが一般的になってくる可能性が高く、授業を受ける側もWEBカメラを用意しておく必要があります。
授業を受ける側はそれほど高性能なWEBカメラは必要ないものの、一定以上の性能のものでないと他のオンライン授業に関わる人に迷惑をかけてしまいます。
紹介したWEBカメラのポイントやおすすめのWEBカメラを参考に、自分に合ったWEBカメラを探してみてください。